 のんび荘と川を隔てた向こう側にある“妙琴(みょうきん)公園”。 先日の人騒がせな雪も溶け、一面の落ち葉が再び顔を出している。さすがに葉を残す木は少なく、その冬枯れの様相にこれから訪れる本格的な冬を感じさせる。 そんな中、木蓮の蕾(つぼみ)が硬い殻を脱ぎ始めていた。彼らはその蕾(つぼみ)のまま冬を耐え、やがて訪れる春に花を咲かせるべく準備をするようだ。 まるで毛皮のコートに包まれたような蕾(つぼみ)の形に、自然の持つ知恵のようなものを感じることが出来る。 これから冬に向かうのんび荘の周辺で、来年も春が廻りくるであろうことを実感できる一つでもある。
◆ ◆ ◆ 撮影日:12月8日 撮影・コメント:黒衣(くろこ) | |