師走(しわす)。旧暦の12月を表す言葉だが、今では新暦12月の代名詞になっている。その語源は諸説あるようだが、12月は皆忙しく、普段は走らない師匠さえも趨走(すうそう)することから「師趨(しすう)」と呼び、これが「師走(しはす)」になったと言う説や、師とは法師(坊さん)で、法師が各家で経を読むために馳せ走る「師馳月(しはせつき)」であるとする説などが有力のようだ。今年の12月もあとわずか、明日はもう大晦日である。
そんな師走(しわす)の最中に行なわれた衆院選、投票日は14日。目論んだ者の思惑通りかどうかは知らないが、その投票率は戦後最低となり、結果は知っての通りである。そのことが吉と出るのか凶と出るのか、徐々にその形は見えてくるだろうが、企業なども含めて、強きもの優先の、弱者にはかなり厳しい世の中になるのは確実のように思える。 後々に「あの時の判断が間違ったため・・・」と言われないためにも、今後の動きを注意深く見ていく必要があるが、30年後、いや、50年後100年後、未来を生きるものたちのためにどんな社会を残せるのか、もう一度真剣に考える必要があるだろう。やはり、今を生きる大人たちの責任は、かなり大きい。
愚痴っていても始まらぬ、まだまだこれからだ!ということで、来年、2015年が全ての人にとってより良い年になることを祈って、今年最後の「のんび便り」とする。
◆ ◆ ◆ なお、筆者多忙のため、今年最後の「のんび便り」は写真がありませんが、「のんび荘」近辺の自然はまだまだ元気です。 その「のんび荘」、1月と2月は冬眠休業に入ります。その冬眠から目覚めた頃、またここでお会いしましょう。 来年もよろしくお願いいたします。 コメント:クロコ
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