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◆ [のんび荘]の面々(のん太) | 2004/04/08 | | 実に心地良さそうと言うか、無防備と言うか、 …少し前までは寒さで震っていたのですが… 彼は春を感じているのですね。 彼の名は[のん太]と言い、[のんび荘]の年齢と一緒で 12歳に成ります。犬には厳しく(小さいのでも大きい のでも牙をむき、向かっていきます)人には無関心で (彼の愛すべき 5,6人の特定の人以外) 歳のせいか、明るい時はほとんど寝ています。
前回の[のんび便り]で掲示した椎茸ですが、食べ頃を 全て猿に摂られていました。(`−´)まったくもう どうして猿かと言うと、店の入り口に三つ四つ残って 吊り下げられていた干し柿もなくなっており、 おまけにその下に殆んど繊維質の糞が残っていたからです。 (足場の無い宙吊りの物を取れる動物は猿しか考えられない) 一説によると、人間も泥棒に入る前、緊張からか、 その家の近くにウンチが残してあると…?。 汚い話でスミマセン。 ● ● ● [のんび荘]周辺の花情報 桜・・・2,3分咲き いわつつじ(みつばつつじ)・・・8分咲き
撮影日:4月8日 11時頃 撮影/コメント:トシ 改め のん太
| | | 自然の恵みとは少し違いますが、昨夜からの雨で、 親指ほどの椎茸の芽が一日で食べ頃になりました。 初物です。
自然界での椎茸が出る季節はいつか知ってました? 元々は春の茸のひとつで〈私は飯田に住むまで茸は 秋のものだと思ってました〉 種菌の改良によって春取りと春秋取りが出来たそうです。 ちなみに「のんび荘」の椎茸は春秋取りで、一年に 二回取れるので椎茸好きの私には有難いことです。 採りたてのを酒と醤油で焼くと応えられませんね。
そばを打ち始めた頃、そばつゆの出汁を 山間地で住みながら如何して海の鰹を使うのか… 此の近辺には立派な出汁、干し椎茸が有るのに…と しばらくの間、干し椎茸だけを使ったことがあります。 実は料理の世界ではご法度で、椎茸だけで強い出汁を摂ると ドブ臭さが出て美味しくない。ジャンジャン(^o^; アハハ ● ● ● 余談ですが、化学調味料を使わない美味しいラーメン屋さん ないかな―
撮影日:4月2日 11時頃 撮影・コメント トシ
| | | 此の時期、[のんび荘]から風越プール(コンクリートで作ら れたプール状の溜池で、飯田でこう呼ばれてきた)越しの 高台に、新緑の絨毯が敷かれたように見える。 それは全て[野カンゾウ]です。 カンゾウには、主に八重の花の[藪カンゾウ]と一重の花の [野カンゾウ]とがあり、霧が峰高原で6月の終わり頃?一面 お花畑になるニッコウキスゲもこの種かと思うのですが? 此の[野カンゾウ]の若芽は美味しい山菜の1つで、お浸し、 味噌汁の具、炒め物など、くせが無くシャキッとした食感で、 色々な楽しみ方ができます。 私達家族も此の地に住み始めた頃、お金が無く貧しい生活の中 で、近場でこの美味しい食べ物にありつけ感激し、自然の恵み を有難く感じたことが思い出されます。そして何より怪しい食 べ物がいっぱいの昨今贅沢な食べ物と言えるでしょう。
注意…野の物は根こそぎ採りつくさないでください。 そうすれば毎年恵みの恩恵に与ることができます。 ● ● ● 撮影日:3月25日 9時頃 撮影.コメント:トシ
| | | エー?芽吹き?何が芽吹きや、と思うでしょうが、 チャンと芽吹きは始まっているのです。 接写の写真をもう1枚載せたいのは山々ですが、 [のんび便り]には1枚の写真しか載せれなくて スミマセン<(__)> 奥に見える赤い吊橋や川の流れは、恐らく2ヶ月位で 薄緑の若葉で覆い隠されてしまいます。 此の短期間の様変わりはエネルギシュで感動ものです。 (我の姿に置き換えると恥ずかしいモノがありますが) 様変わりの様子は随時お知らせします。 ● ● ● 窓枠と昔の板ガラス(真平らでなく歪がある)越しに見える此の景色は 絵画の世界の様でも在り、乙な物です。
撮影日:3月18日 10時30分頃 撮影・コメント トシ
| | ◆ [のんび荘]近景・其の弐 | 2004/03/15 | | [のんび荘]の建物は大きく分けて3棟在りますが、これは 食事処の棟です。入り口の踊り場、薪ストーブのスペース等 5,6年前に継ぎ足した部分も在りますが、おおむね昭和初期の 建物です。老築化して家が傾いてはいるものの、中に入ると 大正ロマンの匂いがします。今となれば周りの景観に溶け込んで いると思うのですが、建てた当時はハイカラで、お洒落な建物 だったでしょう。 私達が此の地に住んで12年になりますが、当初、違和感も無く 昔から此処に住んでいた様な気さえしました。 きっと初めて食事に来たお客さんも緊張せず、ゆったりした 気持ちで食して頂けると思っています。 ● ● ● 薄っぺらい物で溢れ返る昨今、多分に漏れず其の中で生きている私に本当 の意味で物の大切さを教えてくれたのも此の建物だったような気がします。
撮影日:3月15日 12時頃 撮影・コメント:トシ | |
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