タイトル−のんび便り
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 ◆ 秋に向って
 2012/09/24

猛暑日が続いた今年の夏、9月に入っても日中は30℃を超える日が多く、残暑というにはあまりに暑い日々に、少々うんざりとしていた。
「暑さ寒さも彼岸まで」。その言葉どおりに、秋分を過ぎるころから気温の低下が見え始めたが、23日の日曜日、天候もあったのだろうが、行き成り20℃を下回ったのにはさすがに驚いた。夜などは肌寒く、暖房機が欲しくなると言っても決して大げさな表現にはならないだろう。我が身体もかなり戸惑い気味である。
そうは言ってもまだ9月、夏の名残りはまだ残っている。訪れた山の麓では、木々の緑と共に、季節の狭間で夏を惜しむように咲く花がまだ見られるようだ。

今年はどんな秋が訪れるのか、昨今の気候の変化の大きさにやや不安にもなるが、山の麓に広がる自然に抱かれていると、不思議に心に安堵感のようなものが広がってくる。夏が終わり、本格的な秋が訪れる前のこの時期に、まだ残る木々の緑の中を、風の音を聞きながらゆっくりと歩くのはなんとも心地良いものだ。
できればこの自然、いつまでも変わらずにいて欲しいと願うが、それは我々の接し方が大きく関わってくるのかもしれない。
今年の9月もあと少しで終わる。どうやら、季節は秋に向って大きく舵を切ったようである。

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写真
一枚目、のんび荘の近くに咲く「ツリフネソウ」。そろそろ終わるころでしょうか。
二枚目、のんび荘の川向こう妙琴公園内で見つけた「キンミズヒキ」。そろそろこの花に似た「アキノキリンソウ」が咲き始めるころですね。
撮影日:一枚目2012年8月26日、二枚目2012年9月2日。
撮影・コメント:クロコ

 ◆ 梅雨の向こうに
 2012/07/10

7月、梅雨も後半である。晴れた日などは、照りつける太陽が、梅雨の向こうの今年も暑いであろう夏を予感させる。そろそろ南の方から梅雨明けの声が聞こえ始める頃だろうか。
さて、今年はいったいどんな夏になるのか、自然を相手にしている農家は当然のことだが、電力事情に関わる面々も、それぞれの思惑のなか、梅雨明け後の天候は気になるようだ。
「夏は暑いのが当たり前です」。司馬遼太郎の「花神」の中に出てくる言葉だが、いつでも、どんなところでも快適な温度を作り出せとばかりに、一般家庭まで、エアコン・クーラーなどの空調機に頼っている今の人々暮らしを思うとき、いつも頭に浮かぶ一節である。昔は、暑ければ暑いなりの、寒ければ寒いなりの暮らし方があった。
そんなことを考えながら歩く山の麓は、今年も野草たちが、勢力争いを繰り広げながら、梅雨の明けるのを今や遅しと待っている。これから夏の終わりまで、自然の持つ力強さを見せつけられる時期でもある。
強い日差しの中、30分も歩けば汗ばんでくる。そんな私の体を川風が優しく包み込んでいく。もう初夏と呼んでもいいのだろう。

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写真
一枚目、のんび荘の川向こう、妙琴公園で見つけた「オオバジャノヒゲ」の花。
二枚目、同じく妙琴公園内にある、ガクアジサイ。今真っ盛り。
撮影日:2012年7月8日
撮影・コメント:クロコ

 ◆ 「のんび荘」で、のんびりライブ
 2012/05/15

5月に入って、多少気温も安定するのかと思っていたが、朝晩の冷え込みは続き、その大きな寒暖の差に冬物を仕舞えずにいる人もいるのではないだろうか。それでも木々たちは、新緑の淡い色を徐々に濃い色に変化させながら、確実に変わりつつある季節を我々に教えてくれている。すでに、雨の季節の向こうの、夏への序章が始まっているのだろう。
そんな梅雨前の緑萌える山裾で「のんび荘」を会場に、アマチュアミュージシャンたちのオープンマイクライブがあった。このライブ、毎月第2日曜日に開かれる。午後3時に始まって入場は無料。普通にオーダーさえすれば誰でも聞くことができる。
場も違うことから、そのライブの詳細は省かせてもらうが、山の風と川風がぶつかり合うように駆け抜ける山裾で、そばをすすりながらライブに耳を傾けるのもなかなか良いものだ。
そんなライブを聞きながら、窓の外に目を向ければ、窓越しに見える木々の緑が、まるで手招きでもするように風にゆれていた。

ちなみに、今後のライブ日程は「お知らせ」および「予定表」に載せていくということだ。

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「写真」
一枚目:ライブの様子。窓に見えるもみじの緑がまぶしい。
二枚目:のんび荘の川向こう、妙琴公園に咲く山ツツジ。
撮影日:一枚目、2012年5月13日。二枚目、2012年5月5日。
撮影・コメント:クロコ

 ◆ 花の季節
 2012/04/26

4月ももう終盤、なかなか春めいてこなかった今季だが、ここに来て一気に気温が上昇し始めた。日中汗ばむほどの陽気には、4月というのに初夏を思わせる。
低温が続き開花の遅れた桜も一斉に咲き始めた。街中はすでに花を落として葉を出し始めているが、追いかけるように咲き始めた山麓の桜はちょうど今が佳境というところ。合わせるように咲いた「ミツバツツジ」と共に、辺りを華やかに飾り立てている。これからこの山の麓では、山吹・山ツツジなど連休を過ぎる頃まで花の季節が続くことになる。
冬から春へ。穏やかに変わっていった頃と違い、大きな寒暖を伴ったこの急激は変化には、皆かなり困惑しているのではないのだろうか。自然を頼りに生きる人たちからは「今年の春は駆け足で過ぎてしまうのだろうか?」と苦悩する声が聞こえて来そうだが、それでも野生の植物たちは勢力を伸ばすための営みをもう始めている。まだまだこの自然は逞しい。
これから辺りが新緑に包まれる前の少しの間、春の訪れを賛美するような、華やかな山の演出を楽しむのも良いだろう。気候変動の中、この山の麓では命溢れる季節に向かって今年も確実に動き始めている。

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「写真」
一枚目:大平街道からのんび荘まで降りる道沿い「妙琴ツツジ園」の桜。
二枚目:その「妙琴ツツジ園」の外で咲くミツバツツジ。今満開。
撮影日:2012年4月25日
撮影・コメント:クロコ

 ◆ 春に向かって
 2012/03/29

気がつけば3月も後3日ほどで終わる。今月23日は彼岸の明け。暑さ寒さも彼岸までというが、昨年同様に今年もやや勝手が違うようである。まるで2月上旬のような冷え込みには、野山の野草たちもかなり困惑しているのではないだろうか。そうはいっても芽吹きはすでに始まっている。春に向かって街中との時間差があるこの山の麓だが、山麓公園辺りを散策してみれば、枯草の茶色の中にも新芽の緑と小さな花が目に入るようになってきた。昨年より少し遅いかもしれない。
まだ残る冬の寒さの中で、少しずつだが確実に春の色へと変っていくこの時期は、この星の息遣いを感じられるような思いがしてなんとも良いものである。来月後半には花の季節も始まる。この山の麓全体が、華やかに春を賛美するのはもうすぐだ。

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写真:
一枚目はのんび荘近く、妙琴ツツジ園内のサイクリングロードの脇に顔を出したツクシ。
2枚目はそのツツジ園に見つけたハコベの花。
撮影日:2012年3月21日
撮影・コメントはクロコでした。

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