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|  4月に入り急激に春めいてきた。しかし、繰り返す大きな寒暖の差には、我々人は固より、木々も野草たちも、かなり困惑しているのではないのだろうか。それでも季節は、本格的な春に向かって大きく舵を切った。市街地ではすでに桜が満開の状態である。 例年ならば街中とはかなり時間差のある山麓の桜たちだが、今年は里の桜を追い掛けるように咲き始めている。個体の差こそあれ、すでに6〜7分咲き。かなり早い。 これから山の麓では、山桜を始め、三つ葉ツツジ、山ツツジ、山吹と、5月の連休を過ぎるころまで花の季節となる。周りが新緑に包まれる前の少しの間、春を訪れを賛美するような山の演出を楽しむのも良いものだ。 冬から春へ。気候変動の中、山の麓の自然は命溢れる季節に向かって今年も確実に動き始めている。
◆ ◆ ◆ 一枚目:大平街道からのんび荘まで降りる道沿い「妙琴ツツジ園」の枝垂桜 二枚目:のんび荘の川向こう「妙琴公園」の桜。 撮影日:2010年4月6日 撮影・コメント:クロコ
| | |  三寒四温の言葉の通り、寒さと暖かさが交互にやってくるのが今の季節。しかし、このところ続く大きな寒暖の差は結構身に応える。その影響はいたるところに現れているらしく、養鶏を営んでいる知人は、鶏の産卵率が極端に落ちていると嘆いていた。 そんな中、一ヶ月の眠りから覚めた「のんび荘」を背に、川沿いの道を歩いてみれば、まだまだ茶の色が勝る風景の中、枝に房のような黄色っぽい花を付けた木が目に入ってくる。「春を告げる花」といわれる「木五倍子(きぶし)」だ。あまり派手さはないが、この時期、小さな房状の花をつけて春が来たことを教えてくれる。どうやらこの山の麓は、大きく変わりつつある環境の中でも、いつものように、芽吹きの季節に向けて動き始めているようである。 この地が新緑に包まれるまでにはまだ間があるが、木五倍子(きぶし)の花は静かに風に揺れながら、今年も確実にその時が来ることを告げていた。
◆ ◆ ◆ 木五倍子(きぶし):キブシ科キブシ属の落葉低木、学名・Stachyurus praecox 撮影日:3月8日 撮影とコメント:クロコ
| | | 新年明けましておめでとうございます。 昨年中は格別なご愛顧に賜り、誠に有難うございました。 2010年、寅年の幕開けです。本年が、皆さまにとってより良い年になりますことを、心よりお祈りいたします。 今年も相変わらずのご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。
一月は6日より通常営業となります。
| | |  風が冷たい季節となりましたが、のんびの周りは今紅葉が見頃です。 自然の織りなす生命ある絵画にはアッパレ!! 毎年感動させられます。 白い雪化粧となる前にしっかり楽しみたいところである。 | | |  10月も後半になる。この時期、急激な冷え込みに少々戸惑うこともあるが、ピリっと冷えた空気は肌に心地良い。 少し前には、夏と秋が同居していた「のんび荘」周辺も、まばらではあるが木々たちの衣替えが見られるようになってきた。気候変動のせいか、年々葉の色付きに生彩がなくなってきているのが気にかかるが、この辺りの自然はまだまだ逞しいと思いたい。 そんな不安と期待の入り混じった面持ちで山頂辺りを見上げる毎日。さて、今年はどんな彩りを見せてくれるのだろう。この山麓が秋の色に染まるのはもうすぐである。
◆ ◆ ◆ 一枚目の写真は、のんび荘の横、つり橋の妙琴橋から撮ったもの。 二枚目は、妙琴ツツジ園から見た風越山(ふうえつざん)。そろそろ頂上付近の紅葉が始まっている。 撮影日:10月22日 撮影とコメント:クロコ
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